アタッシュケース考

ここに4枚の革製のしっかりしたアタッシュケースの写真がある、最近は滅多に見る事も無くなってしまったが昔は堂々とした鞄の代表だったように思う、それは一種の隔離された大切な物が威厳を持って神秘性を漂わせていた、考えてみれば世の中すべてが便利性を追求し男の威厳も影をひそめ男としての領域さえ罪を意識させられる。父は偉大であり母の愛は無限であり男子の使命は家系を守る事であり女子の努めは立派な母となる事と教えられた時代はまだそんな昔ではなかったはず、私はこんな鞄を見ると忘れ去られた懐かしさを感じてしまう、世の中に正しいと断言できることは無いかも知れない、時代が正しさを変えていくからだ、しかし人という存在は何も変わりはしない、時の流れが価値観の錯覚を見せるだけだろう・人が育ち教育される環境とはある意味人や物が大切にされる事だとも思う、・・・きっとこんな鞄は歴史の中で翻弄される人を見てきたことだろう。 
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